みなとSDGsパートナー登録制度
近年、SDGs達成に資する取組は企業価値の向上と競争力の強化のための重要なツールとなってきており、港湾運送事業者や港湾建設業者をはじめとする港湾関係企業、団体(以下「港湾関係企業等」)においても、これらの取組を推進する機運が高まりつつあります。
これを踏まえ、地域を問わず全国の港湾関係企業等によるSDGs達成に資する取組を支援し、ひいては我が国港湾及び港湾関係企業等の魅力向上と持続的な発展に貢献するため、国土交通省では、「みなとSDGsパートナー登録制度」を創設いたしました。
わたしども、NX仙台塩竈港運株式会社は、この趣旨に賛同し、2023年10月より「みなとSDGsパートナー」への登録をいたしました。
<SDGsとは?>
SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)とは、2015年に国連本部において採択された「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ」の中核文書であり、17のゴールと169のターゲット等から構成されています。先進国・途上国を問わず、2030年のSDGs達成に向けて「経済、社会、環境」の三側面の観点から統合的な取組として推進することが求められています。
私ども NX仙台塩竈港運株式会社 では、SDGs(持続可能な開発目標)達成に貢献するとともに、
仙台塩釜港を拠点とする活動において以下のとりくみをはじめとする施策を通じ、地域の信頼に応えて参ります。
1.安全へのとりくみ
Gマークを取得し、社会的信用、事故の撲滅など、安全性向上を目指しています。
2.地球にやさしい物流拠点のとりくみ
各拠点での照明のLED化により、環境負荷低減に努めています。
港湾地区の清掃活動に積極的に参加しています。
3.ダイバーシティ推進のとりくみ
女性、シニア、障がい者など、多様性を尊重し、かつ十分に活躍できる環境の整備に努めています。
管理職の女性割合目標(2030年40%)
男女参画の育児、子育てに関する諸休暇の取得促進
在宅勤務制度の活用促進
満60歳以上のシニアの継続雇用割合目標(2030年10%)
障がい者の雇用割合目標(2030年3%)
4.健康へのとりくみ
社員ひとりひとりが心身を健全に保って明るい生活を営むために、さまざまなとりくみをしています。
全従業員を対象として年に1度定期健康診断を実施しており、過去5年の受診率100%を達成しています。
メンタルヘルスに気を配り、定期健康診断時にメンタルヘルスチェックをあわせて実施しています。
長時間勤務者への産業医の面談など、健康影響に配慮しています。
5.BCP(事業計測計画)へのとりくみ
地球温暖化による気候変動(台風、爆弾低気圧、集中豪雨など)や、地震、津波など、大規模自然災害の発生と甚大な被害が港湾地区においても想定されます。
大規模災害発生を想定したBCP(事業継続計画)を策定し、自社だけではなく港湾全体の早期復旧を目指しています。